得する街のゼミナール、略して「まちゼミ」。

商店主や中小企業の経営者が講師となって、市民ら受講者にプロならではの専門的な知識や情報を無料で伝授するイベントです。

岡崎市は全国に先駆けてまちゼミに取り組んだ、まちゼミ発祥の地として知られている。今では全国の約400の地域で、2万6千以上の事業者が参加する一大イベントに成長しております。

あいち補聴器センターでも2010年よりまちゼミを実施しており、補聴器ってどんなもの?その役割や効果、耳寄りな情報などを当時からはじめての補聴器講座として多くの方に受講して頂いております。

オンラインまちゼミ


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新型コロナウイルスの影響により蜜を避け、感染対策をしっかり行った通常のまちゼミとともに、あいち補聴器センターでも新たにオンラインまちゼミにチャレンジすることができました。

今回は、オンラインまちゼミで感じたことを書きたいと思います。

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オンラインまちゼミのメリット


zoomを利用して、オンラインまちゼミ【はじめての補聴器講座】を実施しました。

・接触リスクの軽減
まず、オンラインの場合は人と人の接触がなく講座を行えるメリットが挙げられます。
新型コロナウイルスの感染リスクを考えると、非接触で講座を行うことは参加者、お店の感染予防に繋がります。

・時間の制約が少なくなる
あいち補聴器センターに向かうことがなく、ご自宅にて講座を受けて頂けます。移動の時間や感染リスクもなくなりました。

・気軽に参加できる
まちゼミの基本無料にて参加できる事業になるため、参加しやすいことも特徴ですがオンラインになることで、移動時間の軽減、受付もメールなどで対応しており参加しやすい環境となりました。

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オンラインまちゼミのデメリット


しかしながら、実施してみてオンラインまちゼミのデメリットも感じました。

・コミュニケーションが取りづらい
対面でなくzoomでのやりとりとなり、お顔を出す方、出されない方いらっしゃり双方でのコミュニケーションがとりづらく、参加者同士の会話が少なく、講師の一方的な話になりやすい感じました。

・パソコンが苦手な場合も
まちゼミの場合、参加者のご年齢も高い場合が多くパソコンを使わない、持っていない場合もありオンラインまちゼミに参加できない方もおられました。またパソコンがあってもzoomなどオンライのやり方が分からないなど、まずはパソコンの設定の方法からお伝えすることもありました。

・環境に左右される
発信する会社や参加者の方の通信環境に左右されやすい(音声や映像がズレる、切れるなど)がありました。

新しいまちゼミの1つ


オンラインまちゼミを行って感じたメリット、デメリットがありました。

今年もまだ新型コロナウイルスの蔓延が続いております。大きな社会情勢の変化に対応してまちゼミの1つのカタチだと感じます。

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オンラインまちゼミも通じて市民の皆様に喜んで頂き、個店と地域活性化へ向けて、これからもできることをチャレンジして頑張っていきます!

すべては『聞こえ』のために!!