あいち補聴器センターのブログでも度々、

新型コロナウイルスへの対応でマスクをして接客することの弊害(口の動きが見えない、声の音量が低くなる)についてお伝えしました。

感染予防のため致し方ない面はありますが、どうしたらマスクをつけたままうまくコミュニケーションが取れるのだろうかと考えております。

マスクをすることによって、聞こえやコミュニケーションに不自由してしまうことを多くの方に知って頂くことも必要と思って情報発信していたら、地元の東海愛知新聞が記事にしてくれました!!

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2020年6月14日 東海愛知新聞
【マスクが奪う言語】新型コロナ対策揺れる聴覚障害者

同市吹矢町のあいち補聴器センターは、来店した聴覚障害者の要望があれば、透明のプラスチック製マスクを着けて接客する。通常のマスクは、聴覚障害者にとって言語に等しい「口の動きと表情」を奪う。マスクを外す時に高価な補聴器を落として紛失してしまう弊害もある。天野慎介社長は「マスクを着けた時の『ゆっくり、はっきり』とした話し方や補聴器の付け方などの啓発も、補聴器店の役割」と話す。

東海愛知新聞

記事でも、課題点とできる対策や啓発を紹介して頂けました。

新型コロナウイルスの流行が続けば、新しい生活様式がさらに浸透すると思います。時代の変化に合わせて人の生活様式は変わります。

しかし、聞きづらい、聞こえないの社会的な問題も踏まえてどう行動していけばいいのか。互いにどんな配慮が必要か。

聞こえや補聴器に携わる者として、より良い社会になるように行動や発信をし続けます。

マスクについてのあいち補聴器センターの詳しい内容は下記ブログをご参考ください。

補聴器を使用している方へお勧めの【マスクをつけている際の話し方5つのポイント】

話題の【透明マスク】を作ってみました!【手話通訳】

透明マスク (1)

すべては『聞こえ』のために!!