180615 東海愛知新聞 - コピー

【なにかが変わったわんぱく相撲】

所属している岡崎青年会議所で、3年前の「第29回わんぱく相撲葵場(小学生相撲)」の実行委員長を務めました。

『相撲なら、難聴関係なくできるはず』。
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そう思い立ち、初めて聾(ろう)の聾学校の子どもにが参加してもらえました。今年の第32回大会にも2名参加し、1人の子はなんと!優勝しました。

優勝以上に嬉しかったのは、難聴の子どもの参加で会場の雰囲気に変化があったことです。この日まで、多くの健聴の子どもは手話や補聴器を見たことがなかったかも。

多くの難聴の子どもは健聴の子どもと一緒に相撲を取ったことがなかったかも。

「自分と異なる何か」とお互いに感じながらも、ともに汗を流す相撲を共有する一体感が見て取れました。

優勝した聾学校の子どもは手話で「また来年も出たい」と言ってくれました。多様性は当たり前のこと。

「相撲がお互いの多様性を認め合う理解に繋がればいいな」。

そう感じることができた達成感とちょっとの筋肉痛を感じながら、
わんぱく相撲ののぼりを眺めました。

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すべては『聞こえ』のために!!