170721 東海愛知新聞 - コピー

こんにちは!あいち補聴器センター天野慎介です。

「21世紀に向けて新しいバリアフリー社会の創造に貢献できるように」という目的で作られた6月6日の「補聴器の日」。

あいち補聴器センターは、この補聴器の日をきっかけとして、難聴や補聴器の理解に繋げここからバリアフリーな社会への第一歩にしたい!と考え2017年6月24日(土)に岡崎市東部地域交流センター・むらさきかんにて「2017年補聴器フェス」を開催しました。


佐野有美さんと考えるこれからのバリアフリー!


2017年補聴器フェス (4)

フェスでは、講演やタレント、執筆など幅広く活躍されている車いすのアーティスト「佐野有美さん」をお招きし、これまでの自己経験からの前向きなお話に会場の皆さんからは、大きな拍手と多くのご質問を頂きました。


障がいも個人差があり、必要なことも様々

ご講演後の私とのバリアフリーについてトークセッションでは、聞きづらい方が日常にて困ること(例えば、駅での電光掲示板がない時、電車内でのアナウンスが聞こえないなど)をお伝えし、佐野さんが今までで困った経験などをお話し頂き、意見交換しました。

佐野さんもおっしゃっていましたが、

障がいには個人差があり、必要なことも様々だということです。

私は、補聴器に携わる仕事をしているので耳が聞きづらい方の困りごとばかり考えてしまいます。

聞こえずらい方には良くても他の障がいの方にはまだ足りない、逆に不自由になってしまうこともあるかもしれません。

当たり前ですが、視点を広く持ち多くの方が暮らしやすい社会を目指すのがバリアフリーと感じます。

佐野さんとも前向きな意見交換ができたことは考えの幅を広げる経験となりました。


まとめ

当日は、補聴器や難聴相談、デコ補聴器作り体験、日用生活用具展示など、聞こえに関する体験会も同時に開催し、補聴器や難聴についての理解に繋がったと感じます。

今までイベント出展、デコ補聴器など自身、会社でできることを続けてきました。最後の挨拶にて、

「この補聴器フェスをきっかけに声を上げ続け、難聴や補聴器の理解を広げていきたい!また来年も開催したい!」とお伝えしました。社会が変わる!時はいきなり来るかもしれません。でも、やり続けるけ、声を社会に向けて上げ続けるからこそ変わる!だと思います。


2017年補聴器フェス (3)

※フェス終了後、佐野さん、スタッフ、ボランティアの方とパシャリ!今回の補聴器フェスで得た経験と体験を踏まえて、社会が少しでもバリアフリーになっていくように声を上げ続けます!

すべては『聞こえ』のために!!