子どもを中心に流行するおたふくかぜと難聴についてYahoo!ニュースなどで、大きく報道されております。
 子供を中心に流行するおたふくかぜ(流行性耳下腺炎)にかかり、一時的なものも含め、難聴となった人が2年間で少なくとも336人に上ることが5日、日本耳鼻咽喉科学会の調べで分かった。これまでも難聴になる危険性は指摘されてきたが、全国調査で規模が明らかになるのは初めて。同学会は「静観すべきではない」として、現在接種率が低いワクチンの定期接種化を厚生労働省に要望する意向を示した。
9月5日産経新聞WEBニュースより

今回は、おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)とはどういうものか?予防法など少しでもお役に立てれるようにをお伝えしたいと思います。

・おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)とは?

deafness-2-ear-jp_1

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)は、ムンプスウイルスが原因で感染する病気です。一側性(片耳)に急性発症を生じ、 聴力低下は重症のことが多く、 改善しにくいなどの特徴があります。

発症年齢は15歳以下が多く、 なかでも5~9歳に多いとされています。

乳幼児期に感染しおたふく風邪になると、赤ちゃんが耳が聞こえないもしくは聞こえにくいと周囲に伝えられないまま見過ごされ、聴力を失う場合もあります。

・おたふく風邪の予防

おたふく風邪

おたふく風邪を発症し、一度聴力を失うと聴力の回復が難しいです。

予防がとても大切になります。
一番の予防法は、おたふく風邪の予防接種を受けて頂くことです。

おたふく風邪の予防接種は、生後1歳の誕生日を過ぎると受けられるようになり、生後2歳~生後5歳の間の接種が勧められています。

予防接種により、おたふく風邪の発症を抑えることがとても重要です。

※参照 国立感染症研究所感染症情報センターHP

・まとめ

あいち補聴器センターでも、おたふく風邪により聴力を失い、補聴器を使われている方もいらっしゃいます。補聴器を装用しても、会話の聞取りが厳しい場合もあります。

おたふく風邪は、予防接種を受けて頂ければかなりの確率で発症を抑えることができうるため、予防接種をお勧めします。

日本は先進国で唯一、ワクチンが定期接種化されていないようです。

今回の記事がおたふく風邪(ムンプス難聴)を知るきっかけになり、予防接種が広がりおたふく風邪が流行しない社会になってほしいと願います。

すべては『聞こえ』のために!!